みなさんこんにちは!
今年も普通なら紅葉真っ只中といったところですが、気候変動の関係であまり色づいていないですね。今後は以前の写真から紅葉を描かなくてはいけない時代になりそうな予感です。
ということで、10月29日に伏見教室で開催した🍂紅葉を描く実演講座、午前6名午後5名のご参加を得まして無事に終了致しました♪
一年に1回か2回あるかないかの頻度ですが、「定期的に行ってほしい。」「参加して良かった。」とのご感想も頂いて嬉しく感じています。
写真は午後の部のものです。午前は撮影する余裕が無かったです(◎_◎;)💦
お名前をド忘れしたり、参加費の収受で頭が混乱したりと、スマートにいかず申し訳ありませんでした。でも皆さん協力的で、意欲的に取り組んでくださって、いい講座になりました。ありがとうございました。

今回は講座の準備で、ダイソーでプラスチック段ボールを12枚購入し、ホワイトワトソンF4号サイズをマスキングテープで貼り、下描きを私の分も含めて15枚手描きで行いました。
朝5時半に起きて、朝ごはん、昼ご飯、夕ご飯以外はずーーーーっと、下描きをしていて(;^_^A 『数時間で終わるかなぁ~?』と思っていたら甘い甘い。結局、丸一日下描きをしていました。
人生でこんなに下描きしたことはありません(◎_◎;)💦

午後の部 参加者の方々の描画途中です。

今回は「透明水彩らしい滲み暈しをふんだんに使って描く」がテーマです。皆さん、輪郭線を無視した下地作りや、終始の水の多さに戸惑いながらも、其々にいい絵を描かれていました。

透明水彩画は滲み暈しが醍醐味ですが、
「そういう描き方もあるよ。」ということで「描き方の一つ」としてとらえていただけますと幸いです。

実は「模写講座」をしたのは意外にも初めてです。
普段の教室では、”描きたいものを自分の力で自由に描けるようになるために”を念頭に、コミュニケーションを図りつつ、その方の個性や意向とのバランスを探りながら、表現を提案したり、知識を補ったりと・・・長い目で見て成果がでればいいなという、熟成タイプのレッスン方法ですすめていますが、
「模写講座」のように私の作品という「正解」があるというのは、教えるほうとしては「こうしてください!」と明確に言い切れるので、そういう意味では楽でした。

ただ、『透明水彩だからと言って滲み暈しを使うことに拘らずとも、個々に味わいのある作品を描かれて、それでいいやんか。』という気持ちにもなりました。
今回の様に「描き方やゴール(私の見本)」が決められていても、なお出る個々の魅力に改めて気づかされましたから。

今回はお祭りみたいなものなので、ほんとうに今後の参考までとしていただければと思います。
透明水彩は「滲み暈し」以外にも「重ね塗り」という魅力もあります。コツコツコツコツと重ね塗るほうが、気持ちが入りやすくて性に合うという方も多いと思います。
描き方は十人十色です(*^-^*)👍
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
モチーフ写真は昨年2023年11月13日に滋賀の日吉大社で撮影したものです。

最初に画面全体に薄い色で水た~~~~っぷりで下地を施します。
その場に満ちている「空気の色」や「オーラ」などイメージを塗ります。
薄い色にしておくのが難易度を下げるコツです。(紅茶くらい)
明暗で「暗い部分」はちょっと濃い目に絵の具を入れてもよいです。
この描画のメリットは
・全体に統一感を持たせる。
・ふわっとした雰囲気を出す。
・「何かよくわからない場所」が水彩紙の白の状態で最後まで残り「不覚にも一番綺麗に見えてしまう場所」になってしまうことを防ぐ。(最後に気付いてそこを塞ぐと画面が一気にどんよりしてしまう。)
・輪郭線の呪縛から解き放つ。
・透明水彩絵の具の扱いに慣れる。
・真っ白の画面に着彩するというプレッシャーを軽減する。
などなど沢山あります。
模様は最後まで残っても残らなくてもいいと思います。
露骨に現れるものだけが描画ではないと思っています。

「一層から二層目まではどんな着彩をしても美しい。」(三層目からは濁りやすくなる)ということをふまえて、
二層目で一気にここまで描いていきます。水は下塗り程ではなくともまだまだたっぷり。近い場所は濃い目で。濃淡や色の変化をつけて着彩します。

三層目になるので、木の幹や落ち葉などの詳細な描写に入ります。

「一番明るい場所」にマスキングテープを貼っていました。それを剥がして、木漏れ日を描きます。

最後に、もう一度絵の具の濃度を薄くして、手前と家屋を陰色(ウルトラマリンディープ)でグレージングして、陰影や主従関係を調整します。
奥の明るさに目が行きやすくなったかと思います。

左が午前に私が実演したもの。右が午後に実演したものです。同じ人間でも毎度仕上がりが全然違います。「滲み暈し」を使うほど「水のご機嫌」という偶然性も比例して関与するのが透明水彩画です。
なので、「ま、これはこれで、えっか(^▽^;)♪」と思う大らかな心も肝要です。

今回、やはり「輪郭線を超える着彩」にみなさん戸惑われる方が多いという印象でした。子供の頃からの「はみ出したらダメ!」という塗り絵の記憶が影響しているのかも知れません。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
それと、「絵の具が動かない描画」に比して「滲み暈しを使う描画」ではざっくり100倍くらいコミュニケーションが難しくて、同じ完成作品を想定しても、捉え方も十人十色となることを改めて実感しました。
なので、「滲み暈し」を伝える時は、言葉だけではなく試し紙に描くか、『今回は』ということで手を入れさせていただくことも肝要と思い入りました。
必要な「絵の具の量」と「水分量」が想像の範疇を超えている場合も多々あるからです。
「デッサン」に関しては「気づきを待つ」が正解
「滲み暈し」に関しては「見せて伝える」が正解
滲み暈しを多用した表現方法が「魅力的だけど難しい」と言われるのは、教え方でも相反する両方のアプローチが必要ということもあるのだと思います。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
最後に、先程も書きましたが「透明水彩画といっても滲み暈しに拘り過ぎない」ということ。一番大切な目的は「自分の描きたいものを自由に楽しく描く」ということですから。
コツコツとした「重ね塗り」も魅力の出し方の重要な表現方法です。「透明水彩画」である前に「絵画」なのですから。
「滲み暈し」は基本的には「空・遠景・地面の下塗り」だけにしておいて、それ以外は希望されない限り程々に。
でも、普段、ついつい、「滲み暈し」を勧めがちになっていることを反省しました。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
ということで、私にとっても多くの気づきが得られた単発講座となりました。ありがとうございました。
キャンセルがあったのでワンセット、下描き済みのものが余りました。生徒さんの中で、先ほどの工程別のコピーも含めて、もし、ご希望の方がおられましたら、野口英雄一人もしくは北里柴三郎一人でお譲りさせていただきます。
描かれたものをレッスンでお見せいただければアドバイスもさせていただきます。

いつも応援ありがとうございます☆
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今年も普通なら紅葉真っ只中といったところですが、気候変動の関係であまり色づいていないですね。今後は以前の写真から紅葉を描かなくてはいけない時代になりそうな予感です。
ということで、10月29日に伏見教室で開催した🍂紅葉を描く実演講座、午前6名午後5名のご参加を得まして無事に終了致しました♪
一年に1回か2回あるかないかの頻度ですが、「定期的に行ってほしい。」「参加して良かった。」とのご感想も頂いて嬉しく感じています。
写真は午後の部のものです。午前は撮影する余裕が無かったです(◎_◎;)💦
お名前をド忘れしたり、参加費の収受で頭が混乱したりと、スマートにいかず申し訳ありませんでした。でも皆さん協力的で、意欲的に取り組んでくださって、いい講座になりました。ありがとうございました。

今回は講座の準備で、ダイソーでプラスチック段ボールを12枚購入し、ホワイトワトソンF4号サイズをマスキングテープで貼り、下描きを私の分も含めて15枚手描きで行いました。
朝5時半に起きて、朝ごはん、昼ご飯、夕ご飯以外はずーーーーっと、下描きをしていて(;^_^A 『数時間で終わるかなぁ~?』と思っていたら甘い甘い。結局、丸一日下描きをしていました。
人生でこんなに下描きしたことはありません(◎_◎;)💦

午後の部 参加者の方々の描画途中です。

今回は「透明水彩らしい滲み暈しをふんだんに使って描く」がテーマです。皆さん、輪郭線を無視した下地作りや、終始の水の多さに戸惑いながらも、其々にいい絵を描かれていました。

透明水彩画は滲み暈しが醍醐味ですが、
「そういう描き方もあるよ。」ということで「描き方の一つ」としてとらえていただけますと幸いです。

実は「模写講座」をしたのは意外にも初めてです。
普段の教室では、”描きたいものを自分の力で自由に描けるようになるために”を念頭に、コミュニケーションを図りつつ、その方の個性や意向とのバランスを探りながら、表現を提案したり、知識を補ったりと・・・長い目で見て成果がでればいいなという、熟成タイプのレッスン方法ですすめていますが、
「模写講座」のように私の作品という「正解」があるというのは、教えるほうとしては「こうしてください!」と明確に言い切れるので、そういう意味では楽でした。

ただ、『透明水彩だからと言って滲み暈しを使うことに拘らずとも、個々に味わいのある作品を描かれて、それでいいやんか。』という気持ちにもなりました。
今回の様に「描き方やゴール(私の見本)」が決められていても、なお出る個々の魅力に改めて気づかされましたから。

今回はお祭りみたいなものなので、ほんとうに今後の参考までとしていただければと思います。
透明水彩は「滲み暈し」以外にも「重ね塗り」という魅力もあります。コツコツコツコツと重ね塗るほうが、気持ちが入りやすくて性に合うという方も多いと思います。
描き方は十人十色です(*^-^*)👍
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
モチーフ写真は昨年2023年11月13日に滋賀の日吉大社で撮影したものです。

最初に画面全体に薄い色で水た~~~~っぷりで下地を施します。
その場に満ちている「空気の色」や「オーラ」などイメージを塗ります。
薄い色にしておくのが難易度を下げるコツです。(紅茶くらい)
明暗で「暗い部分」はちょっと濃い目に絵の具を入れてもよいです。
この描画のメリットは
・全体に統一感を持たせる。
・ふわっとした雰囲気を出す。
・「何かよくわからない場所」が水彩紙の白の状態で最後まで残り「不覚にも一番綺麗に見えてしまう場所」になってしまうことを防ぐ。(最後に気付いてそこを塞ぐと画面が一気にどんよりしてしまう。)
・輪郭線の呪縛から解き放つ。
・透明水彩絵の具の扱いに慣れる。
・真っ白の画面に着彩するというプレッシャーを軽減する。
などなど沢山あります。
模様は最後まで残っても残らなくてもいいと思います。
露骨に現れるものだけが描画ではないと思っています。

「一層から二層目まではどんな着彩をしても美しい。」(三層目からは濁りやすくなる)ということをふまえて、
二層目で一気にここまで描いていきます。水は下塗り程ではなくともまだまだたっぷり。近い場所は濃い目で。濃淡や色の変化をつけて着彩します。

三層目になるので、木の幹や落ち葉などの詳細な描写に入ります。

「一番明るい場所」にマスキングテープを貼っていました。それを剥がして、木漏れ日を描きます。

最後に、もう一度絵の具の濃度を薄くして、手前と家屋を陰色(ウルトラマリンディープ)でグレージングして、陰影や主従関係を調整します。
奥の明るさに目が行きやすくなったかと思います。

左が午前に私が実演したもの。右が午後に実演したものです。同じ人間でも毎度仕上がりが全然違います。「滲み暈し」を使うほど「水のご機嫌」という偶然性も比例して関与するのが透明水彩画です。
なので、「ま、これはこれで、えっか(^▽^;)♪」と思う大らかな心も肝要です。

今回、やはり「輪郭線を超える着彩」にみなさん戸惑われる方が多いという印象でした。子供の頃からの「はみ出したらダメ!」という塗り絵の記憶が影響しているのかも知れません。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
それと、「絵の具が動かない描画」に比して「滲み暈しを使う描画」ではざっくり100倍くらいコミュニケーションが難しくて、同じ完成作品を想定しても、捉え方も十人十色となることを改めて実感しました。
なので、「滲み暈し」を伝える時は、言葉だけではなく試し紙に描くか、『今回は』ということで手を入れさせていただくことも肝要と思い入りました。
必要な「絵の具の量」と「水分量」が想像の範疇を超えている場合も多々あるからです。
「デッサン」に関しては「気づきを待つ」が正解
「滲み暈し」に関しては「見せて伝える」が正解
滲み暈しを多用した表現方法が「魅力的だけど難しい」と言われるのは、教え方でも相反する両方のアプローチが必要ということもあるのだと思います。
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最後に、先程も書きましたが「透明水彩画といっても滲み暈しに拘り過ぎない」ということ。一番大切な目的は「自分の描きたいものを自由に楽しく描く」ということですから。
コツコツとした「重ね塗り」も魅力の出し方の重要な表現方法です。「透明水彩画」である前に「絵画」なのですから。
「滲み暈し」は基本的には「空・遠景・地面の下塗り」だけにしておいて、それ以外は希望されない限り程々に。
でも、普段、ついつい、「滲み暈し」を勧めがちになっていることを反省しました。
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ということで、私にとっても多くの気づきが得られた単発講座となりました。ありがとうございました。
キャンセルがあったのでワンセット、下描き済みのものが余りました。生徒さんの中で、先ほどの工程別のコピーも含めて、もし、ご希望の方がおられましたら、野口英雄一人もしくは北里柴三郎一人でお譲りさせていただきます。
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「黒川しづこ水彩画展」
2024年11月1日(金)~12月20日(金)
アート・アライ ギャラリー
AM10:00-PM17:00
画材店の奥の展示スペースで展示させていただきます。お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
※休業日(日・月・祝)
※11/21~27は臨時休業
※黒川は常時の在廊はしておりません

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京阪伏見桃山、近鉄桃山御陵前 駅スグ 雅究房1階
✎定員6名程の小さな教室です。初心者の方歓迎いたします(*^-^*)♪
●1.3火午前10:00~12:30
●1.3火午後13:30~16:00
●2.4火午前10:00~12:30
●2.4火午後13:30~16:00
☎ 090-9250-8887 黒川しづこ携帯
月二回6,000円/体験レッスン2,000円/入会金6,000円
※月途中入会は3,000円/回
※振替は前月~翌月の範囲で可能。
※振替対応時等は7~8名になる場合があります。詳細 http://park8.wakwak.com/~kurokawa/99_blank007.html
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カルチャーセンターでも講座をしています(^^)/
★近鉄文化サロン「ステップアップ透明水彩画」月一回
●阿倍野サロン(阿倍野 天王寺/☎ 06-6625-1771)●第2水曜13:30~16:00 ※12月より午前クラス新設予定です!
詳細 https://bunka-salon.d-kintetsu.co.jp/shop/g/g10-1-299472-001/
●奈良サロン(近鉄西大寺/☎ 0742-35-8161)●第4水曜13:00~15:30
詳細 https://bunka-salon.d-kintetsu.co.jp/shop/g/g15-1-197281-001/
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★カルチャーハウス香里ケ丘「透明水彩画の基礎講座」(枚方市)月一回
●第3月曜 午前10:00~12:30 ●午後13:30~16:00
●第1水曜 午後13:30~16:00 ※11月より第1水曜日午後に移動します。
☎ 072-860-1131
詳細 https://culture-house.com/course/606719226d23ff001b4c4117
※掲載情報は投稿時点のものです。
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★カルチャーハウス香里ケ丘「透明水彩画の基礎講座」(枚方市)月一回
●第3月曜 午前10:00~12:30 ●午後13:30~16:00
●第1水曜 午後13:30~16:00 ※11月より第1水曜日午後に移動します。
☎ 072-860-1131
詳細 https://culture-house.com/course/606719226d23ff001b4c4117
※掲載情報は投稿時点のものです。
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