みなさん、こんにちは。透明水彩ノート久々の更新です。絵はマウスで描いているのでド下手なのはお許しを(/TДT)/!
昔、あるテレビ番組で「ばんそうこう」を鼻の上に貼り、窃盗か詐欺か忘れましたが犯行を繰り返してもなかなか捕まらない犯人のことが取り上げられていました。
どういうことかというと…”被害者は犯人の顔をしっかりと見ていた”のですが、いざ『犯人の似顔絵』を描く段になり、”ばんそうこう”の印象は強く残っていても、他の特徴の記憶がサッパリ出てこず、捜査は難航を極めた…というものです。
これは ”わかり易い形”=
言葉で理解できる形=
頭で図形(記号)に変換もしやすい形=
”描きやすい形” ということで…
他の ”わかり難い形”=
言葉で理解しにくい形=
頭で図形(記号)に変換しにくい形=
”描きにくい形” の印象(観察)が薄くなってしまうからかなぁ~と思われます。
具象風景画を描くときは、ウカウカするとこういうトラップに陥りがちになりますね。上記の雲の例はNHKの優秀なアナウンサーが屋外スケッチで本当に描いていた形。
”複雑な事を頭で単純化(記号化)してササッと処理する”というのは素晴らしい能力ですが、具象画となるとかえって邪魔になる様です。
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加えて”わかりやすい形”は”安心感”を与えてくれるので、他と比べて『自信をもって強くハッキリ』描きがち。よって目立ちすぎて不自然に。
屋外スケッチが良いといっても、『記号』を描くのであれば絵的にはちょっと残念なことに。屋外ほど暑さ寒さ・時間・虫・風・見物人などの制約があるのでササッと描き終えたくなるものですから。
写真からでも落ち着いて素直に見たり、現場の印象を想起して描いたほうがリアリティーが出るかもしれませんね。
注意!この記事を読んで警察に捕まっても責任は負いかねます。
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