コメント一覧 (2)

1. • 1. 三森羊一
   • 2022年12月29日 08:17
   • KUROKAWAさんは非課税業者(免税業者)の方ですから、そもそもカルチャーハウス様からの支払金額(KUROKAWAさんの請求額)に消費税は含められていません、というか、含められないです。
     既にご存じでしたら釈迦に説法ですが、免税業者も消費税を受け取れるという「預り金」の発想は間違いです。
     誤：免税業者は請求額に消費税を含めた場合、それを納税しなくてよい
     正：免税業者は請求額に消費税を含まない(含められない)
     
     これは、財務省が『消費税における「総額表示方式」の概要』ページではっきりと記述しています。
     『免税事業者は、取引に課される消費税がありませんので、「税抜価格」を表示して別途消費税相当額を受け取るといったことは消費税の仕組み上予定されていません。』
     
     もっとも、KUROKAWAさんから請求書を受け取ったカルチャーハウス様は、その金額に消費税が含まれているものとして、仕入れ税額を算出してよいことになっています。仕入れ税額控除対象として、相手方が課税事業者であることが要件とされていないから、だそうです。(国税庁タックスアンサーNo,6455)
     今は請求書に課税事業者か免税業者かは記載されていませんものね。つまり、免税業者から仕入れた場合、課税事業者側に「益税」があるのです。
     
     よって、免税業者が請求書に「税込」と記述したら本当は間違いなのですが、今は実務上、問題は生じません。問題があるのは免税業者が消費税を受け取れないにも関わらず、「受け取っている」と認識していると「益税」という批判に後ろめたさを感じてしまう、という点でしょうか。
     はっきり言って、財務省や国税庁から冤罪を着せられているのと同じです。
     
     これがインボイス制度が導入されると、仕入れ税額控除対象がインボイス発行業者＝課税事業者のみになって、免税業者が排除されていくわけですね。
     
     既にご承知のお話でしたら、お目汚し失礼いたしました。
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     黒川　しづこ

     がしました

     
2. • • 2.  黒川しづこ
     • 2022年12月29日 13:34
     • >>1
       三森洋一様
       
       インボイス制度について詳しい解説ありがとうございました。自分では限界があり相談する相手もいないものですから困っておりました。理解を深めることが出来ました。
       
       目から鱗が落ちたことは、カルチャーさんの様な課税業者側に「益税」があったこと。
       世間では「免税業者が益税を受け取っている。」と誤解されていますね。（免税だけど消費税を加えて請求できていた業者は除く）
       
       今までのカルチャーさんの消費税額　3300-1200＝2100　2100×1/11＝191納税
       インボイス後は・・・私の分の消費税1200/11＝109が仕入れ税額控除できない
       よって、191+109＝300円納税することになる。
       もし、「それは嫌だからインボイス登録して自分で払ってね。」だったらちょっとフェアじゃない。
       
       ＞問題があるのは免税業者が消費税を受け取れないにも関わらず、
       ＞「受け取っている」と認識していると「益税」という批判に
       ＞後ろめたさを感じてしまう、という点でしょうか。
       
       まさにその通りですね。私の様に価格転嫁されているかされていないかわかりやすいパターンも少ないでしょうから。これで全生活を賄っている人、経費の割合が多い人は、ほんとうにひと月分の収入が消費税で飛ぶケースもあろうに。
       
       いやはや、とても役に立つコメントありがとうございました(*^-^*)☆彡
       
       
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       黒川　しづこ

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