4月1日エイプリルフール、いつものように鶴見緑地にスケッチに行きました。
この日はいつも動画を見ている小木曾誠さんが「とこまそぎ男」というペンネームで「漫画家になる!」と宣言した動画を見て・・・
純粋な心の持ち主の私は、嘘を真に受けてしまい、Nさんに「小木曽先生、漫画家になるって言うてはったで。先生、最近ちょっとおかしくなってきはったんかな?」って伝えてしまいました。
ちなみに小木曽誠さんを知ったのはNさんからの情報です。パーソナリティーが楽しい先生です。ちょっと年下の同世代。
大阪で中之島美術学院に通っていたそうで、私の頃、美大受験で中之島美術学院に通っているお友達も多かったので(なぜか私は天満橋のアカデミージュリアンというところに通っていましたが💦)、あの同じ時代にあの辺りをカルトンを持ち歩いて過ごしたのかと思うと親しみが湧いています。
そして、一週間くらい過ぎたあたりに・・・
『あ・・・エイプリルフールやったんか・・・Σ( ̄ロ ̄lll)』と気づくに至りました( ̄‥ ̄)=3
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
透明水彩スケッチ「春の休日」(仮題)
ヴィフアール荒目 四つ切画用紙サイズ、ホルベイン透明水彩絵の具
桜ももう散る間際の最盛期、多くの人が公園を行きかっていました。多くと言っても公園はめちゃ広いので全く密ではありません。完成前に少し修正しました。
↓ これでは寂しかったからです。桜吹雪の他は、自販機を目立たないようにした、人物を少し薄くした。木々の足元も少し拭き取りました。・・・って、あんまり違いわかりませんよね💦(ノ´∀`*) アハハ
↓ 実は現場ではこの状態で持ち帰りました。
いつも静かな場所でばかりスケッチしているせいか、人通りになんとなく気持ちが落ち着かず、現場では1時間ほど居ただけで撤収。
記憶がすり替わってしまいそうなので、写真は見ずに記憶を呼び起こしながら、当時の印象が出るように頑張ってみました💦
↓ 写真にも一応撮りましたが、以下の二枚の中間みたいな印象でした。それのもっと光が溢れる感じ。逆光のシチュエーション。
アートエッセイ
~見るの?見ないの?後記~
売る絵はお客様の気持ち。公募展は審査員の先生方の気持ち。
しかしながら私たちの「趣味の透明水彩画」は「自分の気持ち」にヒットすることが第一目的。
ということから、わざわざ無理してまで「フワッとサラッと」描かなくてもいいと思うことは最後に申し添えておきます。あくまでも、「それを望む場合」のヒントで書いています。
終始「写真を見て描く」のであっても「見方・考え方」を知ることで絵はかなり変わります。
例えば添景人物を「トイレのマーク」みたいに描いていたのを、頭の形を縦長にするだけでも違いますし、空気遠近法を取り入れるだけで途端に稚拙な感じから大人っぽい絵に変化します。
写真を絵にするときの注意点も含めて色々と気づいていけば、写真の利点を生かしながら描きたいものも描けてイイ感じで上達が出来るのではないかと思っています。もちろん、「フワッとサラッと」にも繋がってゆけます。
教室でも皆さんコツコツと取り組まれ、楽しみながら成果を出されています。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
ただ、やはり、以下のことを勘違いしたままだと、その進捗のスタート地点にも立てないので、気を付けておいたほうが良いと思っています。
これらは描画が上手い下手の問題ではなく、ただ「そう気づく」という簡単なことでクリアできます。
・『フワッとサラッと描くほうが、キッチリ描くよりも面倒くさくなくて楽だ。』という思い込み。
…フワッとサラッとは、終始バランスを取り続ける必要があるので気が休まらない。しかも、その通りではないにせよ「モチーフの基本的な構造」は理解していないと描けません。写真を転写するように作業的に描くキッチリ描きのほうが、時間と根気は必要ですが「楽」です。
模写の場合フワッとサラッとが「楽」と感じる理由は、適確に「単純化」されたものを写すだけだからです。
・絵には正解があり、工作を作るように順番に手順を教えてもらえたら「上手い絵」になるという思い込み。
…模写講座のように既に画家によって完成された作品を目指すなら大丈夫ですが、オリジナルではバランスが取れないので稚拙になりがち。
・「〇〇の描き方」「△△の描き方」個々に「描き方」を教えてもらったら「上手い絵」になるという思い込み。
…画面の中の位置や役割によって相関的に描き分けなければ、画面がバラバラになり稚拙になる。
他、
・構想するの面倒。すぐに描きたいのに・・・。
・明暗見るの面倒。輪郭線に塗り絵が楽なのに・・・陰影描いたら汚くなりそう。
・客観視するの面倒。ずーーーっと作業するように集中して描いていたいのに・・・。
・あの「画材」さえ!又は、あの「技法」さえ手に入れれば上手くなる!
・スグに「上手い絵」を描いて持って帰りたい!
これら全て「模写講座」であれば何の問題も無いことなのです。そこが、「模写」を学習に取り入れる時の注意点です。これらをクリアして「模写」で学んだことをオリジナル作品に取り入れて良くなられている方もちゃんとおられます。
余談タイム アートアライさんのセール来週から始まりまーす🎨
いつも応援ありがとうございます☆
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この日はいつも動画を見ている小木曾誠さんが「とこまそぎ男」というペンネームで「漫画家になる!」と宣言した動画を見て・・・
純粋な心の持ち主の私は、嘘を真に受けてしまい、Nさんに「小木曽先生、漫画家になるって言うてはったで。先生、最近ちょっとおかしくなってきはったんかな?」って伝えてしまいました。
ちなみに小木曽誠さんを知ったのはNさんからの情報です。パーソナリティーが楽しい先生です。ちょっと年下の同世代。
大阪で中之島美術学院に通っていたそうで、私の頃、美大受験で中之島美術学院に通っているお友達も多かったので(なぜか私は天満橋のアカデミージュリアンというところに通っていましたが💦)、あの同じ時代にあの辺りをカルトンを持ち歩いて過ごしたのかと思うと親しみが湧いています。
そして、一週間くらい過ぎたあたりに・・・
『あ・・・エイプリルフールやったんか・・・Σ( ̄ロ ̄lll)』と気づくに至りました( ̄‥ ̄)=3
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
透明水彩スケッチ「春の休日」(仮題)
ヴィフアール荒目 四つ切画用紙サイズ、ホルベイン透明水彩絵の具
桜ももう散る間際の最盛期、多くの人が公園を行きかっていました。多くと言っても公園はめちゃ広いので全く密ではありません。完成前に少し修正しました。
↓ これでは寂しかったからです。桜吹雪の他は、自販機を目立たないようにした、人物を少し薄くした。木々の足元も少し拭き取りました。・・・って、あんまり違いわかりませんよね💦(ノ´∀`*) アハハ
↓ 実は現場ではこの状態で持ち帰りました。
いつも静かな場所でばかりスケッチしているせいか、人通りになんとなく気持ちが落ち着かず、現場では1時間ほど居ただけで撤収。
記憶がすり替わってしまいそうなので、写真は見ずに記憶を呼び起こしながら、当時の印象が出るように頑張ってみました💦
↓ 写真にも一応撮りましたが、以下の二枚の中間みたいな印象でした。それのもっと光が溢れる感じ。逆光のシチュエーション。
アートエッセイ
~見るの?見ないの?後記~
売る絵はお客様の気持ち。公募展は審査員の先生方の気持ち。
しかしながら私たちの「趣味の透明水彩画」は「自分の気持ち」にヒットすることが第一目的。
ということから、わざわざ無理してまで「フワッとサラッと」描かなくてもいいと思うことは最後に申し添えておきます。あくまでも、「それを望む場合」のヒントで書いています。
終始「写真を見て描く」のであっても「見方・考え方」を知ることで絵はかなり変わります。
例えば添景人物を「トイレのマーク」みたいに描いていたのを、頭の形を縦長にするだけでも違いますし、空気遠近法を取り入れるだけで途端に稚拙な感じから大人っぽい絵に変化します。
写真を絵にするときの注意点も含めて色々と気づいていけば、写真の利点を生かしながら描きたいものも描けてイイ感じで上達が出来るのではないかと思っています。もちろん、「フワッとサラッと」にも繋がってゆけます。
教室でも皆さんコツコツと取り組まれ、楽しみながら成果を出されています。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
ただ、やはり、以下のことを勘違いしたままだと、その進捗のスタート地点にも立てないので、気を付けておいたほうが良いと思っています。
これらは描画が上手い下手の問題ではなく、ただ「そう気づく」という簡単なことでクリアできます。
・『フワッとサラッと描くほうが、キッチリ描くよりも面倒くさくなくて楽だ。』という思い込み。
…フワッとサラッとは、終始バランスを取り続ける必要があるので気が休まらない。しかも、その通りではないにせよ「モチーフの基本的な構造」は理解していないと描けません。写真を転写するように作業的に描くキッチリ描きのほうが、時間と根気は必要ですが「楽」です。
模写の場合フワッとサラッとが「楽」と感じる理由は、適確に「単純化」されたものを写すだけだからです。
・絵には正解があり、工作を作るように順番に手順を教えてもらえたら「上手い絵」になるという思い込み。
…模写講座のように既に画家によって完成された作品を目指すなら大丈夫ですが、オリジナルではバランスが取れないので稚拙になりがち。
・「〇〇の描き方」「△△の描き方」個々に「描き方」を教えてもらったら「上手い絵」になるという思い込み。
…画面の中の位置や役割によって相関的に描き分けなければ、画面がバラバラになり稚拙になる。
他、
・構想するの面倒。すぐに描きたいのに・・・。
・明暗見るの面倒。輪郭線に塗り絵が楽なのに・・・陰影描いたら汚くなりそう。
・客観視するの面倒。ずーーーっと作業するように集中して描いていたいのに・・・。
・あの「画材」さえ!又は、あの「技法」さえ手に入れれば上手くなる!
・スグに「上手い絵」を描いて持って帰りたい!
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くろかわ透明水彩画教室 伏見教室のご案内
✎定員4~5名の小さな教室です。各自のペースでレッスンします(*^-^*)♪
★伏見教室月二回 京阪伏見桃山、近鉄桃山御陵前 駅前 雅究房1階
●1.3火午前10:00~12:30 余裕あり
●1.3火午後13:30~16:00
●2.4火午前10:00~12:30 余裕あり
●2.4火午後13:30~16:00
☎ 090-9250-8887 黒川しづこ携帯 体験・見学可
※振替は前月~翌月の範囲で可能。
詳細 http://park8.wakwak.com/~kurokawa/99_blank007.html
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「水彩スケッチ二人展」
会期 2021年9月1日(水)〜5日(日)
開場 午前10時〜午後4時
会場 Gallery はな
所在地 570-0025 守口市竜田通2-1-11 1F
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