透明水彩画は、絵の具と水と紙と筆さえあれば描けますが、透明水彩の良さを消さない程度に良い効果のあるものがればと、皆、色々と試すのも楽しいですね。
情報交換とかも、結構、その話題が多いのではないでしょうか?
私も試してはダメだったもの、良かったもの、試し中のもの常にある感じです。
目的としては・・・
・透明水彩絵の具は原則的に「暗くしたら明るくできない」「濁ったら鮮やかに出来ない」なのですが、それをクリアさせてくれるもの
・「塩の技法」など取り入れやすいもので、簡単にイイ感じの効果が得られるもの
を求めている感じです。
とりあえず、現時点の脇役画材の近況報告です。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
こちらは今日時点での私のスケッチセット。パレット、椅子、水彩紙、防寒・防虫・日除け以外のものです。
水入れはカマンベールチーズの空き容器です。これは真似しないでください。水入れの水を少なく使って描く方法を試したいので今日からこれに変えました。皆さんは基本的に普通の水入れにしてくださいね☆彡
※水入れの水が少ないだけで、描き方は水を多用した感じのものを目指しています。
ガッシュ(不透明水彩絵の具)の白(パーマネントホワイト)のほかに、アクリルガッシュ(ターナーのホワイト)の両方を持つようにしました。
しかし、アクリル絵の具は闇雲に使うと、筆などがえらいことになるので、生徒さんにお勧めするときは、しっかり注意事項をお伝えしてからにしています。
基本はガッシュだけで十分です。
アクリルを簡単にお勧めしない理由は色々あります。そのひとつに「買い間違いしやすい」というのもあります。
私は水彩紙にしても筆にしても、「買いやすい・使いやすい・安い」ものを選んでいます。「入手しにくい・使うのにコツがいる・高い」ものもいいものが沢山あるので、そのあたりが大丈夫な方は色々試されることには制限はしていません。
一本持つことをお勧めしているシグノの白色ボールペン。私は「太字」のものが使いやすいと感じています。細いと出にくかったりします。
↓ △マークのものは、試したけれど却下したもの。白色の筆ペンは、使おうと思ったときに硬くなって使えなくなっていたり、ペーパーカラーは下の色を覆い隠すように塗るのにかなり頑張って溶かないといけなくて、生徒さんにお勧めはできないなと思いました。
右上の瓶入りのホワイト(修正液)は筆で塗れるので使いやすいですが、スケッチに持っていくには重量があるので、自宅で使っています。
右下の3つは、「あれば安心」「長持ちする」「使いやすい」のでハイライトの白用にお勧めしています。
ペン型のマスキング液、使おうと思ったら固まってしまっていたりするので、一時期使わなくなりました。しかし、最近はスケッチに頻繁に行くようになったので、再び購入しました。
真ん中の細いタイプやボールペンタイプは、使おうと思っても筆先が詰まって出てこなかったり、頑張って出そうとするとドバっと出たりするので、私はお勧めしなくなりました。
両脇の少し大きな穴が開いているタイプを使っています。(私はホルベイン製を使用)
ご自宅で描くのがメインの方は、普通の瓶タイプのマスキング液でいいと思います。
中央上に小さくあるのは「ラバークリーナー」です。マスキングを剥がす目的のものです。無くても指の腹で剝がせるので、あれば便利という程度です。
ただし、「マスキングを多用する方」「イラストレーション的な綺麗なアナログ画を描く方」「指が油っぽい方」は素手で水彩紙に触れすぎると画面に影響するので、こういったものを使われるといいと思います。
指サックや指の腹に凸凹がついた作業用ゴム手袋、普通の消しゴムでも可能です。
下は「激落ちくん」です。描いた絵の具を落とすのに使う場合もあります。カッターナイフは「スクラッチ技法」に使いますが、私は出番がほとんどありません。
水彩紙の周囲を保護するマスキングテープ。私は幅3センチのものを使っています。ホームセンターに数個入り500円程度で売っています。
スプレーは百均(セリア)のもの。20ミリリットル用です。水やメディウムを入れて使っています。口のタイプが「スプレータイプ」、「水滴タイプ」があるので買い間違いにご注意ください。
右側のクシャクシャしたのはラップです。楠木タイプの葉の表現で活躍します。
こちらは、一本あってもいいかな~という平ハケです。
水彩紙はブロックタイプを使っているのですが、500円程で専用のペーパーナイフが売っています。
ブロックタイプを多用する方はあってもいいかな~という感じです。
別に、無くてもこういうプラスチックヘラで剥がしても便利です。
さらに、そんなのなくてもお店のプラスチック製の会員カードなどでも可能です。(出来るだけ薄いものがいいですね。)
これは持ち歩いてはいませんが、100円ショップセリアのブラシスタンドです。とても便利。筆が長持ちします。
こんな使い方も(笑)
あと、これはちょっと高いので、あっても無くてもいいですが、
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「勿体ない症候群」の方は、絵の具を可能な限り絞り切れるのでお勧めです。
百均でも歯磨き粉などを絞るタイプのものが売っているようですが、強度がわかりませんし、私は使用頻度が多いのでこちらを使っています。
こちらは、無くてもいいものですが、よく額装をする機会がある方は、専用の作品をマットに貼るテープと静電気防止剤があってもいいかな~?でも、なくても大丈夫かな~?といった感じです。
↓ こちらはキナクリドンゴールド。秋の黄葉のために一つ持っている感じです💦
他にお勧めのゲストカラーは
・ラベンダー
・オペラ
・ジョーンブリヤンナンバー2
はあって損しないと思います。
↓ 通常はちゃんとしたメーカーの水筆を使っていますが、自宅でマスキングをするときに、絵の中に石鹸水を入れ、マスキング液を塗布することを試すために百均で買いました。
使い心地などはまた後日ご報告できればと思っています。
↓ 今、スケッチで試し中のメディウムがこの二つ
オックスゴールとグラニュレーションメディウムです。試し中というだけなので、焦って買わないでくださいね💦
↓ あと、ついでにこちらの、「塗ると水彩紙の表面になる」というものも買ってみました。もし、水彩紙の白が復活できれば嬉しいですよね。
しかし、早く使い切らないと固まってしまうみたい。なので、これは私の用途では却下になりそうです。
↓ ただ、以前にシュミンケの似たような商品を購入していました。それと比べると半額程なので、クサカベのものが用途に合う方にとってはいいのかもしれません。
↓ 以前の作品。こんな感じのものです。盛り上がった描画にも、画面の下地としても使えます。絵が立体的になるので、作品の保管が狭い家には大変💦
でも、固まっちゃう前に何かに使い切りたいです。
↓ 乾燥防止でラップを貼っていますが、なかなか用途がみつからない(;´▽`A``
↓ 百均で「アクリルガッシュ」が売っていたので試しました・・・・が・・・・やっぱり、品質がよくなかったです。
これは、学校やお店でポスターを作るときとかにはいいのかもしれません。絵画には色が全然向きませんでした。
↓ そして以前「分散剤??」と掲載したこちら。この情報源のお友達も、その情報元から聞いてイメージしていたものとは違ったみたい。
自作絵の具を作る人向けのものですね。マニアックなものなので生徒さんにはお勧めは出来ません。
いつも応援ありがとうございます☆
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私も試してはダメだったもの、良かったもの、試し中のもの常にある感じです。
目的としては・・・
・透明水彩絵の具は原則的に「暗くしたら明るくできない」「濁ったら鮮やかに出来ない」なのですが、それをクリアさせてくれるもの
・「塩の技法」など取り入れやすいもので、簡単にイイ感じの効果が得られるもの
を求めている感じです。
とりあえず、現時点の脇役画材の近況報告です。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
こちらは今日時点での私のスケッチセット。パレット、椅子、水彩紙、防寒・防虫・日除け以外のものです。
水入れはカマンベールチーズの空き容器です。これは真似しないでください。水入れの水を少なく使って描く方法を試したいので今日からこれに変えました。皆さんは基本的に普通の水入れにしてくださいね☆彡
※水入れの水が少ないだけで、描き方は水を多用した感じのものを目指しています。
ガッシュ(不透明水彩絵の具)の白(パーマネントホワイト)のほかに、アクリルガッシュ(ターナーのホワイト)の両方を持つようにしました。
しかし、アクリル絵の具は闇雲に使うと、筆などがえらいことになるので、生徒さんにお勧めするときは、しっかり注意事項をお伝えしてからにしています。
基本はガッシュだけで十分です。
アクリルを簡単にお勧めしない理由は色々あります。そのひとつに「買い間違いしやすい」というのもあります。
私は水彩紙にしても筆にしても、「買いやすい・使いやすい・安い」ものを選んでいます。「入手しにくい・使うのにコツがいる・高い」ものもいいものが沢山あるので、そのあたりが大丈夫な方は色々試されることには制限はしていません。
一本持つことをお勧めしているシグノの白色ボールペン。私は「太字」のものが使いやすいと感じています。細いと出にくかったりします。
↓ △マークのものは、試したけれど却下したもの。白色の筆ペンは、使おうと思ったときに硬くなって使えなくなっていたり、ペーパーカラーは下の色を覆い隠すように塗るのにかなり頑張って溶かないといけなくて、生徒さんにお勧めはできないなと思いました。
右上の瓶入りのホワイト(修正液)は筆で塗れるので使いやすいですが、スケッチに持っていくには重量があるので、自宅で使っています。
右下の3つは、「あれば安心」「長持ちする」「使いやすい」のでハイライトの白用にお勧めしています。
ペン型のマスキング液、使おうと思ったら固まってしまっていたりするので、一時期使わなくなりました。しかし、最近はスケッチに頻繁に行くようになったので、再び購入しました。
真ん中の細いタイプやボールペンタイプは、使おうと思っても筆先が詰まって出てこなかったり、頑張って出そうとするとドバっと出たりするので、私はお勧めしなくなりました。
両脇の少し大きな穴が開いているタイプを使っています。(私はホルベイン製を使用)
ご自宅で描くのがメインの方は、普通の瓶タイプのマスキング液でいいと思います。
中央上に小さくあるのは「ラバークリーナー」です。マスキングを剥がす目的のものです。無くても指の腹で剝がせるので、あれば便利という程度です。
ただし、「マスキングを多用する方」「イラストレーション的な綺麗なアナログ画を描く方」「指が油っぽい方」は素手で水彩紙に触れすぎると画面に影響するので、こういったものを使われるといいと思います。
指サックや指の腹に凸凹がついた作業用ゴム手袋、普通の消しゴムでも可能です。
下は「激落ちくん」です。描いた絵の具を落とすのに使う場合もあります。カッターナイフは「スクラッチ技法」に使いますが、私は出番がほとんどありません。
水彩紙の周囲を保護するマスキングテープ。私は幅3センチのものを使っています。ホームセンターに数個入り500円程度で売っています。
スプレーは百均(セリア)のもの。20ミリリットル用です。水やメディウムを入れて使っています。口のタイプが「スプレータイプ」、「水滴タイプ」があるので買い間違いにご注意ください。
右側のクシャクシャしたのはラップです。楠木タイプの葉の表現で活躍します。
こちらは、一本あってもいいかな~という平ハケです。
水彩紙はブロックタイプを使っているのですが、500円程で専用のペーパーナイフが売っています。
ブロックタイプを多用する方はあってもいいかな~という感じです。
別に、無くてもこういうプラスチックヘラで剥がしても便利です。
さらに、そんなのなくてもお店のプラスチック製の会員カードなどでも可能です。(出来るだけ薄いものがいいですね。)
これは持ち歩いてはいませんが、100円ショップセリアのブラシスタンドです。とても便利。筆が長持ちします。
こんな使い方も(笑)
あと、これはちょっと高いので、あっても無くてもいいですが、
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百均でも歯磨き粉などを絞るタイプのものが売っているようですが、強度がわかりませんし、私は使用頻度が多いのでこちらを使っています。
こちらは、無くてもいいものですが、よく額装をする機会がある方は、専用の作品をマットに貼るテープと静電気防止剤があってもいいかな~?でも、なくても大丈夫かな~?といった感じです。
↓ こちらはキナクリドンゴールド。秋の黄葉のために一つ持っている感じです💦
他にお勧めのゲストカラーは
・ラベンダー
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はあって損しないと思います。
↓ 通常はちゃんとしたメーカーの水筆を使っていますが、自宅でマスキングをするときに、絵の中に石鹸水を入れ、マスキング液を塗布することを試すために百均で買いました。
使い心地などはまた後日ご報告できればと思っています。
↓ 今、スケッチで試し中のメディウムがこの二つ
オックスゴールとグラニュレーションメディウムです。試し中というだけなので、焦って買わないでくださいね💦
↓ あと、ついでにこちらの、「塗ると水彩紙の表面になる」というものも買ってみました。もし、水彩紙の白が復活できれば嬉しいですよね。
しかし、早く使い切らないと固まってしまうみたい。なので、これは私の用途では却下になりそうです。
↓ ただ、以前にシュミンケの似たような商品を購入していました。それと比べると半額程なので、クサカベのものが用途に合う方にとってはいいのかもしれません。
↓ 以前の作品。こんな感じのものです。盛り上がった描画にも、画面の下地としても使えます。絵が立体的になるので、作品の保管が狭い家には大変💦
でも、固まっちゃう前に何かに使い切りたいです。
↓ 乾燥防止でラップを貼っていますが、なかなか用途がみつからない(;´▽`A``
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これは、学校やお店でポスターを作るときとかにはいいのかもしれません。絵画には色が全然向きませんでした。
↓ そして以前「分散剤??」と掲載したこちら。この情報源のお友達も、その情報元から聞いてイメージしていたものとは違ったみたい。
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くろかわ透明水彩画教室 伏見教室のご案内
✎定員4~5名の小さな教室です。各自のペースでレッスンします(*^-^*)♪
★伏見教室月二回 京阪伏見桃山、近鉄桃山御陵前 駅前 雅究房1階
●1.3火午前10:00~12:30 余裕あり
●1.3火午後13:30~16:00
●2.4火午前10:00~12:30 余裕あり
●2.4火午後13:30~16:00
☎ 090-9250-8887 黒川しづこ携帯 体験・見学可
※振替は前月~翌月の範囲で可能。
詳細 http://park8.wakwak.com/~kurokawa/99_blank007.html
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「水彩スケッチ二人展」
会期 2021年9月1日(水)〜5日(日)
開場 午前10時〜午後4時
会場 Gallery はな
所在地 570-0025 守口市竜田通2-1-11 1F
コメント
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黒川 しづこ
がしました