透明水彩画「避暑地にて」（風邪ひき紙に描く） : 水彩的生活KUROKAWAの透明水彩画

　「枚方（ひらかた）」に住まい透明水彩画を描いています。緑地などで自然をスケッチすることが大好きです。　京都伏見（雅究房）と大阪枚方（カルチャーハウス香里ケ丘）、「近鉄文化サロン奈良・阿倍野」にて透明水彩画教室を主宰しています。

透明水彩画「避暑地にて」ウォーターフォードナチュラル　サムホールサイズ
夏休みを楽しむ家族を描いてみました。

元は以前に行った鶴見緑地スケッチのときの写真から

1990年花博のイギリス館跡地です。

芝生の緑がやたらコッテリしているのは、「色を明るくしたらどうなるだろう？」と最後に不透明水彩で試してみたから。

これを「ハレーション」って言うのかな？ジーザスパステルですればよかったのに、思いつかなかった。(;^_^A

遠くからボンヤリ見たらマシですが、近くでしっかり見たら気になりますね。

また、最初から色を出せるように頑張ろう。

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本当はこれで完成と一旦していたのですが、翌朝気になって手を加えたのです。

風邪なのか普通なのか？

今回もやっぱり紙は全体的に風邪を引いていました。色が乗らず、画仙紙みたいに、吸い込まれていきます。絵の具が紙の上に留まってくれないので、暈しがほとんどできません。

不思議とウォーターフォードでよく起こります。生徒さんからも時々そういう報告が有ります。

先週も誰か「買って間もないウォーターフォードホワイトなんですが・・・」と仰っておられました。

最初は「バーゲン品買ったんでしょう？」と笑い話にしていましたが、そうでもなくなってきています。他の紙と同じ使い方をしていても何故かウォーターフォードがそうなります。

ただ、こういうものなのか？不良品なのか？これだけポツポツとあるとわからなくなりました。

私は3冊買ったのであと2冊（多分、昨秋に購入）あるのですが、この際、風邪ひき紙の面白味を楽しんで使い切りたいと思っています。