今月の近鉄文化サロン阿倍野の様子 : 水彩的生活KUROKAWAの透明水彩画

　「枚方（ひらかた）」に住まい透明水彩画を描いています。緑地などで自然をスケッチすることが大好きです。　京都伏見（雅究房）と大阪枚方（カルチャーハウス香里ケ丘）、「近鉄文化サロン奈良・阿倍野」にて透明水彩画教室を主宰しています。

近鉄文化サロン阿倍野講座
今月は7月8日（水）と、8月分の振替で7月29日（水）に開催です。
生徒さんは随時募集中です(*^-^*)
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※この日の午前にあった「カルチャーハウス香里ケ丘（第二水曜午前クラス）」も8月はお休みで、次回は9月9日と30日（水）となっています。
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ペン×透明水彩を楽しんでおられるNさん

西宮神社

原画はもっといいです。しっかりしてパワーを感じます。

このモチーフ集から描かれた作品

野村重存による絵を描くための風景の写真集

同じものから描いても、皆、其々になると思うんです。そういうのって楽しいと思いませんか？

前回途中だった練習画を完成させられました。灯りの灯った室内の表現にトライしてみたかったとのこと。そうやって課題を持って描かれることは素晴らしいことですね。

こちらは別のNさん

しっかりと暗い色が入った絵を見せていただいた時は驚きました。ご本人はピンとこなかった様ですが、暗い色をいれられるというのは年配から始める趣味の水彩画にとってはスゴイことなんです。

ほとんどの方が、明暗を見ることが難しく感じるからです。なので全体的にメリハリのない薄い絵が多くなります。暗さを入れるのは勇気も要りますし。

この調子で経験値を上げていっていただきたいです。

ありゃ？こちらもまた別のNさん描画中です(;^_^A　
Nさんが多いことに初めて気づきました(;'∀')

遠景の山の彩度やコントラストを落とし、遠近感をだすことを課題にされています。写真は濃い目の固有色（この場合緑色）が強く出ますから、自分で実際の風景の印象に変換することが、写真を利用した絵画のポイントです。

いい感じでスタートがきれていますね♪　また、完成が楽しみです☆

Hさん　描画中　

紫陽花は「沢山ある細かいモノ」なのでご自身で何度も客観視しながら「葉っぱが沢山ある感じ」を出すミッションが大変ですが、取り組む価値のあることですね。

前記事などで色々書いていますが、「写真模写」と言っても、「沢山ある細かいモノ」だけは「単純化」を余儀なくされるから難しいんです。

別に滲み暈しで簡潔に描いたような絵をご本人が強く望んでいなくても出る課題です。

手前と奥で彩度の差を上手につけられていていい感じです。また、続きを楽しみにしております。

Оさん

「紅茶のマザーカラー」にとても興味を持たれています。私も嬉しい。

初心者の方でも失敗せずに雰囲気のある絵を描きたいときには効果的です。今回は塩の技法もお伝えさせていただきました。

画面に面白味が加わったかと思います。

こういった描き方は「絶対構想通りにこう！！」とカチッとしてしまわずに、最初にイメージ作りはするけれども、様々に起こる出来事を臨機応変に判断して進むことも大切です。

西洋には「幸福な事故」という言葉があるくらいですから。

また、楽しみにしております☆