近鉄文化サロン阿倍野講座 Оさん作品 F4サイズ
確かフランスの街並みだったような。
紅茶のマザーカラーちょっと濃い目を生かして、ムード溢れる光景ですね☆
偶然できた絵の具の跡も壊さず、透明水彩絵の具の良さが沢山出ていますね。
マザーカラー後、しっかりと「観察とバランス」で描き込みに取り組まれていることがとても素晴らしいです☆
色のベールがかかればかかるほど「心象風景」度が強く。
薄く、そして固有色に近くなるほど「現実の世界」の印象に。
その調整は「好み」で、今後”自分の絵”の表現を見つけていただければと思います。
アートエッセイ※掲載作品とは関係ありません
塗装職人モード↔描(えが)くモード②
過去の失敗談
5年以上前、かなり以前の失敗です。「紅茶のマザーカラー」と言い始める以前でも、ケースバイケース「薄く下塗りする」ことはおススメしていました。
ある新しい生徒さんに、口で説明しても難しいので「とりあえず今回は私がしてみていいですか?」とお聞きして、それを施させていただきました。
すると・・・「もう、完成してるじゃないか。」と仰って、次回からお越しになりませんでした。
『どうしたんだろう?』と思っていましたが、かなり後になってある先生からお聞きしたお話しでその原因がわかりました。
それは「鉛筆で下描きした後に、薄~く着彩して完成とする水彩画の分野があり、”絵画=それ”と思い込んでいる人は『よく見て描き込んでいくように』とレクチャーしても、全く通じず辞めてしまう。」というお話しでした。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
『そういうことがあれば事故と思うしかないな。』と思っていましたが、以来、特にそういうことは無く来ていました。
しかし近年、趣味の水彩画の・・・
①「多様化(イラストチックに軽く描いて完成させるものから、”絵画”という感じのものまで)」
②「総じて気が急き気味(10年程前、水彩画教室を始める時に先輩の絵画講師に『2,3作に1作は生徒さんが納得できる絵になることを目指すといいですよ。毎回は難しいですから。』とアドバイスを受けましたが、多分、今はそのテンポでは皆満足しないのではないかと思っています。」
③「総じて目が肥えてきた(←SNS・カラーの美術書・YouTube動画・誰でも受講できる模写講座etc)」
に加えて「”見方・考え方”で”観察したりバランスをとりながら描(えが)く”」ことを養っていくよりも、「何処に何を塗る?」「〇〇の描(か)き方」という”答え”を聞き、実行するアプローチに偏り気味になっているため、
”オリジナル作品”を描くことが逆に難しくなっているという状況に加速度的になってきた。
その辺りのことを理解してアプローチを切り替え、「描(か)き方系のレッスン」を「オリジナル作品制作」に利用できる人と、全く無防備な人で格差が出てしまうように。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
なのでこれからは「事故」が起こりやすいと思っています。「私はこういう考え方ですよ」と私のレクチャーのタイプを知らせるために、時々こういう記事を書いていく感じです。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
キーワードは「そうやっても出来ない」「難しい」
何故か?:模写講座などでは、絵の具コントロールの上手下手はあるとして、誰でもスグに出来る絵の具の塗布を指示され、実行し、を繰り返して、その日の数時間内に絵を完成させるので、『スグ出来ないといけない』というミッションに身を置きがちになるため。
受け手も「見方・考え方」で受容しようという場合
かと思っています。
絵を続けて行く道で・・・途中に気づく・・・やがて出来る・・・タイムラグがある。
以前に動画ご紹介した”お茶の水予備校”の先生も、「遠回りさせないために…」と仰っていましたが、絵はゆっくりと着実に取り組んでいただけたらいいなと思っています。
イラストレーションの世界の方ですが、いつも動画を見させていただいている「さいとうなおき氏」も最近の動画で語っておられました。
11分45秒辺りからその話題です。
いつも応援ありがとうございます☆
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確かフランスの街並みだったような。
紅茶のマザーカラーちょっと濃い目を生かして、ムード溢れる光景ですね☆
偶然できた絵の具の跡も壊さず、透明水彩絵の具の良さが沢山出ていますね。
マザーカラー後、しっかりと「観察とバランス」で描き込みに取り組まれていることがとても素晴らしいです☆
色のベールがかかればかかるほど「心象風景」度が強く。
薄く、そして固有色に近くなるほど「現実の世界」の印象に。
その調整は「好み」で、今後”自分の絵”の表現を見つけていただければと思います。
アートエッセイ※掲載作品とは関係ありません
塗装職人モード↔描(えが)くモード②
過去の失敗談
5年以上前、かなり以前の失敗です。「紅茶のマザーカラー」と言い始める以前でも、ケースバイケース「薄く下塗りする」ことはおススメしていました。
ある新しい生徒さんに、口で説明しても難しいので「とりあえず今回は私がしてみていいですか?」とお聞きして、それを施させていただきました。
すると・・・「もう、完成してるじゃないか。」と仰って、次回からお越しになりませんでした。
『どうしたんだろう?』と思っていましたが、かなり後になってある先生からお聞きしたお話しでその原因がわかりました。
それは「鉛筆で下描きした後に、薄~く着彩して完成とする水彩画の分野があり、”絵画=それ”と思い込んでいる人は『よく見て描き込んでいくように』とレクチャーしても、全く通じず辞めてしまう。」というお話しでした。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
『そういうことがあれば事故と思うしかないな。』と思っていましたが、以来、特にそういうことは無く来ていました。
しかし近年、趣味の水彩画の・・・
①「多様化(イラストチックに軽く描いて完成させるものから、”絵画”という感じのものまで)」
②「総じて気が急き気味(10年程前、水彩画教室を始める時に先輩の絵画講師に『2,3作に1作は生徒さんが納得できる絵になることを目指すといいですよ。毎回は難しいですから。』とアドバイスを受けましたが、多分、今はそのテンポでは皆満足しないのではないかと思っています。」
③「総じて目が肥えてきた(←SNS・カラーの美術書・YouTube動画・誰でも受講できる模写講座etc)」
に加えて「”見方・考え方”で”観察したりバランスをとりながら描(えが)く”」ことを養っていくよりも、「何処に何を塗る?」「〇〇の描(か)き方」という”答え”を聞き、実行するアプローチに偏り気味になっているため、
”オリジナル作品”を描くことが逆に難しくなっているという状況に加速度的になってきた。
その辺りのことを理解してアプローチを切り替え、「描(か)き方系のレッスン」を「オリジナル作品制作」に利用できる人と、全く無防備な人で格差が出てしまうように。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
なのでこれからは「事故」が起こりやすいと思っています。「私はこういう考え方ですよ」と私のレクチャーのタイプを知らせるために、時々こういう記事を書いていく感じです。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
キーワードは「そうやっても出来ない」「難しい」
何故か?:模写講座などでは、絵の具コントロールの上手下手はあるとして、誰でもスグに出来る絵の具の塗布を指示され、実行し、を繰り返して、その日の数時間内に絵を完成させるので、『スグ出来ないといけない』というミッションに身を置きがちになるため。
受け手も「見方・考え方」で受容しようという場合
かと思っています。
絵を続けて行く道で・・・途中に気づく・・・やがて出来る・・・タイムラグがある。
以前に動画ご紹介した”お茶の水予備校”の先生も、「遠回りさせないために…」と仰っていましたが、絵はゆっくりと着実に取り組んでいただけたらいいなと思っています。
イラストレーションの世界の方ですが、いつも動画を見させていただいている「さいとうなおき氏」も最近の動画で語っておられました。
11分45秒辺りからその話題です。
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