数か月前までちょっと時代の変化についていけず悩んだことがありました。
以前は『趣味の水彩画といったら概ね皆こんな感じ』と思って特に困ることは無かったのが、
・趣味の水彩画が多様化してきた。
・総じて気持ちが急き気味になってきた。⇒結果が早いのが好まれる⇒「描(か)き方」での説明が講座や書籍の集客にも好まれる。
・総じて目が肥えてきた。
という時代の変化を感じました。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
色々考えた末、当初から行っているとおり「ゆっくりと歩む道の中で”モノの見方・考え方、色々な事”に気付きながら、オリジナルのモチーフで自分の絵を描(えが)く。それが、趣味の絵の”楽しさ”の一つ。」そこに共感していただける方に向けた講座という感じでやっていこうという気持ちに収まりました。
逆に言うと「誰でもその日その時間内に素敵な絵が描ける!!」(描(か)き方)では行かないことに。
ただ、体験レッスンでは透明水彩絵の具の感じを掴んでいただくのに便利なので簡単な水彩イラストを描(か)いていただいている。
なので、「これは体験のときに描(か)く絵ですが、教室では普段・・・(前述の通り)」と説明。電話のお問い合わせでも念のため意識してそのようにお伝えするようにしています。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
外から見るとあまりわからないかもしれませんが、少なくとも私の中では方向性や判断基準が色々明確になり気持ちも安定しました。
また、アートエッセイ記事にしたいと思うのですが、「描(か)き方」というのは「観察すること」も「描(えが)くこと」も放棄した状態になってしまいやすい。
というのは「何処をどう塗る」の「答え」の連打に呼応していくように制作するわけですから、よほど余裕があって同時にセンサーも働かせられる人以外はそうなりやすいと思うのです。
しかしながら「描(えが)くこと」というのは、”日向は日向のように、日陰は日陰のように” ”遠くは遠くのように、近くは近くのように” ”主役は主役のように、脇役は脇役のように”etcバランスをとりながら進めるということ。
音楽でも小説でも料理でも漫才でも「コントラストをつけながら調和も計り、全体として面白みもあり美しさも感じさせる バランス感覚を養う」ことを練習しているのに絵画だけ「描(か)き方」で全てまかなえるはずはないと思うからです。
描(か)き方は即日に成果が出ますが、バランス感覚は日々の経験値。なので、『描(か)き方の収集は程々にして、早く自分の絵を描(えが)くことを始めて欲しいなぁ。』と思うことも時々あります。
趣味の絵は「楽しい」が最上級ですが、最後に『(絵を趣味にしていたけれど)自分はいったいどんな絵を描く人だったんだろう・・・?』という後悔だけはしてほしくないと思っています。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
日本のグランマ・モーゼス誕生か???
でも、ごく少数の「葉書絵」など簡単なイラストを楽しまれていた方が「皆が描いているような水彩画を描きたい!」という気持ちになり、チャレンジされるということも稀に起こります。
↓ 教室最高齢80代後半の生徒Tさんの初絵画作品です。
私のほうが当初ドキドキ心配しましたが、ちゃんと一枚いい絵が描けてビックリ!!生徒さんも嬉しそう☆☆娘さんと行った思い出のドライブから描かれました。
是非、日本のグランマ・モーゼスになってください!!
参考サイト
↓ 普段描かれていた葉書絵 これはこれでイイですね
いつも応援ありがとうございます☆
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以前は『趣味の水彩画といったら概ね皆こんな感じ』と思って特に困ることは無かったのが、
・趣味の水彩画が多様化してきた。
・総じて気持ちが急き気味になってきた。⇒結果が早いのが好まれる⇒「描(か)き方」での説明が講座や書籍の集客にも好まれる。
・総じて目が肥えてきた。
という時代の変化を感じました。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
色々考えた末、当初から行っているとおり「ゆっくりと歩む道の中で”モノの見方・考え方、色々な事”に気付きながら、オリジナルのモチーフで自分の絵を描(えが)く。それが、趣味の絵の”楽しさ”の一つ。」そこに共感していただける方に向けた講座という感じでやっていこうという気持ちに収まりました。
逆に言うと「誰でもその日その時間内に素敵な絵が描ける!!」(描(か)き方)では行かないことに。
ただ、体験レッスンでは透明水彩絵の具の感じを掴んでいただくのに便利なので簡単な水彩イラストを描(か)いていただいている。
なので、「これは体験のときに描(か)く絵ですが、教室では普段・・・(前述の通り)」と説明。電話のお問い合わせでも念のため意識してそのようにお伝えするようにしています。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
外から見るとあまりわからないかもしれませんが、少なくとも私の中では方向性や判断基準が色々明確になり気持ちも安定しました。
また、アートエッセイ記事にしたいと思うのですが、「描(か)き方」というのは「観察すること」も「描(えが)くこと」も放棄した状態になってしまいやすい。
というのは「何処をどう塗る」の「答え」の連打に呼応していくように制作するわけですから、よほど余裕があって同時にセンサーも働かせられる人以外はそうなりやすいと思うのです。
しかしながら「描(えが)くこと」というのは、”日向は日向のように、日陰は日陰のように” ”遠くは遠くのように、近くは近くのように” ”主役は主役のように、脇役は脇役のように”etcバランスをとりながら進めるということ。
音楽でも小説でも料理でも漫才でも「コントラストをつけながら調和も計り、全体として面白みもあり美しさも感じさせる バランス感覚を養う」ことを練習しているのに絵画だけ「描(か)き方」で全てまかなえるはずはないと思うからです。
描(か)き方は即日に成果が出ますが、バランス感覚は日々の経験値。なので、『描(か)き方の収集は程々にして、早く自分の絵を描(えが)くことを始めて欲しいなぁ。』と思うことも時々あります。
趣味の絵は「楽しい」が最上級ですが、最後に『(絵を趣味にしていたけれど)自分はいったいどんな絵を描く人だったんだろう・・・?』という後悔だけはしてほしくないと思っています。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
日本のグランマ・モーゼス誕生か???
でも、ごく少数の「葉書絵」など簡単なイラストを楽しまれていた方が「皆が描いているような水彩画を描きたい!」という気持ちになり、チャレンジされるということも稀に起こります。
↓ 教室最高齢80代後半の生徒Tさんの初絵画作品です。
私のほうが当初ドキドキ心配しましたが、ちゃんと一枚いい絵が描けてビックリ!!生徒さんも嬉しそう☆☆娘さんと行った思い出のドライブから描かれました。
是非、日本のグランマ・モーゼスになってください!!
参考サイト
↓ 普段描かれていた葉書絵 これはこれでイイですね
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