「黒川しづこマンスリー個展の様子：枚方の風景Ⅳ」下り坂のパース解説 : 水彩的生活KUROKAWAの透明水彩画

　「枚方（ひらかた）」に住まい透明水彩画を描いています。緑地などで自然をスケッチすることが大好きです。　京都伏見（雅究房）と大阪枚方（カルチャーハウス香里ケ丘）、「近鉄文化サロン奈良・阿倍野」にて透明水彩画教室を主宰しています。

昨日も今日も雨ですね。枚方（ひらかた）も静かです。東京の感染者数の多さに驚く日々。
かと言って、少なくなってきて気が抜けるのもコワいですね。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆

３月のアートアライでのマンスリー個展の様子です。・・・と言っても今日は一点のみ(^_^;)💦

「初春の坂道」遠くに見えるのは別名”枚方城”のとある宿

パースは覚えると得です。基本さえ押さえれば複雑なパースは不要です。
一点透視図、二点透視図、あと坂道さえ覚えたら趣味の水彩画では苦労しないと思います。

えっ？三点透視図？・・・そういう構図は選ばないようにしましょう(^_^;)💦

慣れたら、自転車の車輪のパース　を覚えたら完璧かと思います。

↓　アイレベル（目線）（EL）は絵の背骨の様なもので大切です。描画の中盤に気付いて入れる方もおられますが、そこから修正するのは容易ではありません。描く前に入れましょう。

目線は自分の目の高さの線です。手前から奥に続く同じ高さの線が水平に見えるところです。

目線の上と下で、手前から奥に続く同じ高さの線　の傾きが逆になります。

消失点　という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか？

ハッキリ言いますが、初心者の頃、私は消失点なんて見えませんでした。特に、スケッチに行けば全くわかりませんでした。

なので、技法書で消失点の解説があっても、『理屈はわかるけど見えないんだもん😡』と思っていました。

↓　消失点　デカっ！！　

くらいの把握でいいかと思います。

一方、

手前から奥に続く水平じゃない線（坂道の線）は、坂道の下のほうに収束します。

↓　こちらも　これくらいアバウトでよいかと思います。

何故なら、人間の目は二つあるので、カメラの一点とは見え方が少し違うからです。あまりにキッチリと一つの小さな点に収束するように定規で引いてしまうと、冷た～い感じの絵になります。

趣味の水彩画では、一般の人が見て不自然じゃない程度のズレを許容範囲の目安とするといかがでしょうか？。

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