前記事
・どなたに限らず
・構想をほぼせずとりかかっても
・デッサンをしたことのない全くの初心者でも
・雰囲気やムードがあり
・統一感や透明水彩らしさもある絵を
・簡単に楽しく描く
「紅茶のマザーカラー」は良かったのですが、
残る難題に「明暗」があります。
教室では経験者の生徒さんでも今迄「明暗」を意識されていた方のほうが少数派。自由に描く教室のほうが多いのかな?
私は「明暗」で描いているので、自分の描き方を伝えるなら避けて通れないし、最近人気の漂う空気に包み込まれたような趣の水彩画はほぼ「明暗」で描かれている。
ただ、「明暗」でモノを見るのは慣れていないと難しい。
憧れの作品が「明暗」で描かれているにもかかわらず、「輪郭線と塗り絵」で何度もトライしていた方を見ると心苦しくなる。
生活様式は洋式になっても、モノの見方は和式が根強い。
.。o○o。.★.。o○o。.☆
「明暗」抜きで西洋画を描けないか?
と、昨年は無理難題も考えました。結果は・・・・・・・
基本的には難しいのだけど(;^ω^)💦((ノ`Д´)ノ難しいんか~い!)
デッサン力が追い付いていなくても、成立してるっぽく描けるアイデアを3種類思いつきました。
一つ目のアイデア「重ねる」(シルエットで描く)
以前に「絵の難易度を下げる」でシルエットで描くを挙げたことと共通します。
↓ この作品の葉っぱのところで使っています。デッサンには拘らず、葉を描いては乾かし、描いては乾かしました。
↓ 例えば・・・紅葉終わりの木
↓無造作なタッチを重ねては乾かしを繰り返すとこんな感じに。
↓幹と枝を描いて、木が描けた。
このライティングは「曇りの日」という感じ。
補足のアイデア「天候を曇りにする」
「明暗」の要素を出来る限り排除したい場合は「曇りの日」という設定で描くと難易度が下がるかも?影がハッキリと出にくく全体的に固有色というのがその理由。(ちょっと強引かな?(^_^;)💦)
二つ目のアイデア「ムラをつくる」
正確なデッサンは考えず、適当に濃淡をつくる。ペタっと塗るだけよりも立体感や陰影を感じる。なんとなくデッサンしてるっぽい雰囲気。
↓ この作品の板塀も一枚づつ変化をつけています。
↓ 筆は色塗り用、暈す用の2本からスタートしたのに、いつの間にか四本も持っていることに気付く(^_^;)💦
ただ「人間は”変化”に面白味を感じるのに、作業は単純なものを好む。」という厄介なところがある。『面倒くさい。』と思う人もいるかも?「明暗見るのしんどいし、変化つけるのもしんどい。」となるとこの選択肢は消えますね(;^ω^)💦
三つ目のアイデアは「線×透明水彩画」
線でモノの形が表現できているので、陰影をつけなくても成立するから。難易度を下げる記事でも上げた方法ですね(*^-^*)。
↓ 例えば一本線スケッチ。利点は「明暗」はあってもなくてもいいことと、陰色を入れない場合は色が全体的に固有色で塗るため、綺麗になること。
ま、でも、「明暗」はやっぱり西洋画ではとても大切ですね(*^。^*)💦
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