鮮やかな赤☆「紅葉」「夕焼け」は最初に強く発色させる : 水彩的生活KUROKAWAの透明水彩画

　「枚方（ひらかた）」に住まい透明水彩画を描いています。緑地などで自然をスケッチすることが大好きです。　京都伏見（雅究房）と大阪枚方（カルチャーハウス香里ケ丘）、「近鉄文化サロン奈良・阿倍野」にて透明水彩画教室を主宰しています。

今週水曜日は関西に強風が吹き荒れ鉄道各線が遅延。
午前のカルチャーハウス香里ケ丘講座は、徒歩か車でお越しになるので全員７名出席。

しかし、午後の近鉄文化サロン阿倍野は１０名の内５名のみで心配に。
お一人は連絡あったのだけど４名の方は交通機関の都合で来れなかったのかなぁ？

私も環状線が２０分動かず焦りました。

一番最悪なのは来週と勘違いされている事。
一応、近鉄さんにはそのことをお伝えしました。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆

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月に一度のみのクラスはどうしても季節が後手後手にまわってしまいます。
春が来る前に秋の景色は仕上げたいですね。

秋といえば「真っ赤な紅葉」「鮮やかな夕焼け」

そこで、提案している「紅茶のマザーカラー」は普段の着彩の前に「紅茶くらいの薄さの色を最初に施しておく」ということをお勧めしていますが、紅葉と夕焼けは例外。

最初にガーーーっと強く発色させていないと後からはそれが出来ません。
以降、彩度は下がるばかりです。

特に夕焼けは、前に提案した「諦めないソフトパステル」で修正しても塗る範囲が広すぎて「パステル画」になりそう。

ゴルフで最初にパーッと飛ばしておくような手順イメージが必要です。

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絵って最初は少しづつ手をつけて、最後にピカ―っと完成するイメージを持たれていることが多いですが

発色に関しては透明水彩画では「最初も肝心」だったりします。

”「鮮やかな赤」は最初に強く発色させる”ことだけ頭の片隅に入れていただければ幸いです。

『他の色はいいの？』と問われるかも知れません。他も共通事項ですがシチュエーション的に頻度が低いので、とりあえず「赤！」。

※他は赤いセーターの人物画とか・・・、他の色相では「カラフルな看板などに彩られた街」、「心象風景」などで”鮮やかな色は最初に強く発色させるケース”が出てきます。

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余談タイム

新年、イラストレーターのさいとうなおき氏がデッサンについて語る動画を配信されていました。この方の語り口はとても明快で好きです。
参考になるかと思いシェアさせていただきます。
ご興味のある方は是非ご覧ください。

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