母の絵と水彩画教室Ⅱ「よい循環ができたらいいな」 : 水彩的生活KUROKAWAの透明水彩画

水彩的生活KUROKAWAの透明水彩画

　「枚方（ひらかた）」に住まい透明水彩画を描いています。緑地などで自然をスケッチすることが大好きです。　京都伏見（雅究房）と大阪枚方（カルチャーハウス香里ケ丘）、「近鉄文化サロン奈良・阿倍野」にて透明水彩画教室を主宰しています。

前回記事（母の絵と水彩画教室Ⅰ「初心者向けという理由」http://kurokawa-suisai.blog.jp/archives/2019-08-30.html）からの続きです。

初心者の山の絵

絵を始めて、まだ人生２，３枚目の男性生徒さん

。山岳

の絵を描かれていました。

前記事のようなことを書きながらも『見栄えする、描けて嬉しい絵☆になりますように！』という気持ちでレッスンにあたっているのですが💦

透明水彩画

は絵の具の扱いに慣れるまでの数枚は難しいもの。

描画がひと段落したところで『う～んどう思われているかなぁ～アシストするとしたら何処かなぁ』と、思って焦りました。

しかし、その生徒さん

の顔を見ると、目頭がほころびなんだかホッコリ嬉しそう。

絵

は全くの初心者ですが、山

は40年余りのキャリアの方

。

『ん？まてよ。この絵の色合いとか印象にはその方にとってのリアリティーがあるのかもしれない。私が下手に手を入れたら変わってしまうかも・・・。』と思うと同時に

ご覧になっていた別の生徒さんから『実際の山をご存知ですからね。』との言葉

。

ご本人のモチベーションも上がって次に行く気持ちがあるので、これでよしとしました。

「上手い下手」ではなく、こういったことを大切に繰り返していつの間にか上達していた・・・というのが理想

かなぁと思っています。

絵画の自由　デザインの不自由

　最近は「絵画が観たい」と思ったときに「ピンタレストhttps://www.pinterest.jp/」を見ています。

　あまり知られていないかもしれませんが、ディズニー映画の「シュガーラッシュオンラインhttps://eiga.com/movie/88633/」でもグーグルやヤフーと同じようにインターネットの世界で登場していたので世界的にはメジャーなのかも知れません。

　一言でいうと「自分の好きな画像を地引網で捕る様に集めてくれるサイト」という感じです。

　先記事の「初心者向け」の考え方同様、あくまでも私の割り振り方なのですが、

　例えば「綺麗な花」を描くとします。

　デザイン的なものは・・・１００人全員に「綺麗な花」と伝わり、「印刷物・ディスプレイ上で見栄えする」ことに意義があると考えます。パッケージや広告に使われますね。「美味しいジュース」なら全員に「美味しいジュース」と伝わらねばならない世界。

　絵画は・・・『１００人１００様に解釈してもらったらいいわ。』と投げかけ、実物で本領発揮する感じ。「枯れた花」に魅力を感じたり「悲しい気持ち」で描いてもいいし、それを見た人が逆に「希望」を感じてしまうということもアリな世界。

　誤解を恐れて付記しますが「デザインが悪い」ということではありません。

　フェイスブックはディスプレイ上見るものなのでデザイン的なものがインパクト強いし、両者ゴチャ混ぜで流れてくるので(;^_^A💦

　『絵画鑑賞なら美術館に行けよ！』というのが聞こえてきそうですが、ネットで情報収集する意味で(;^ω^)💦

　あ、結局何が言いたかったかと言うと、「デザイン的な"絵上手い職人"にならなくてもいい。趣味にしても自由な絵画を楽しんだらいいのでは？」ということでした(;'∀')💦　

よい循環ができたらいいな

　生徒さんのご家族にお会いしたときに、『（母・嫁）が楽しくしていて嬉しい。』ということをお聞きすることがあります。

　水彩画教室に通っていて楽しい

。

　生徒さんご本人が楽しんでいたら

家族も嬉しい

。

　展覧会では地域の方々が喜んで

くださって嬉しい

。

　生徒さん同士絵画友達になって、情報交換したり良い影響を与え合える「和」が出来て嬉しい

。

　そんな活動の中での出来事や感じたことをブログ

に書いて、何処かで誰かが楽しんでもらえていたら嬉しい