７月１週目の伏見教室の様子（くろかわ透明水彩画教室） : 水彩的生活KUROKAWAの透明水彩画

　「枚方（ひらかた）」に住まい透明水彩画を描いています。緑地などで自然をスケッチすることが大好きです。　京都伏見（雅究房）と大阪枚方（カルチャーハウス香里ケ丘）、「近鉄文化サロン奈良・阿倍野」にて透明水彩画教室を主宰しています。

今年も半分過ぎました７月１週目の教室の様子です。

Aさん作品　今までカッチリ描く描き方をされてきたところ、滲みをふんだんに生かした描き方に初めてトライされました。

最初の自然な滲みも濁さずに重色。いい感じに仕上がりましたね☆

また、色々なパターンに挑戦してみてください。

最高齢８０代のＴさんは絵手紙。

今日は「サルスベリが描きたいんです。」ということで、私は特徴の把握に必死(;^_^A　

一番左が私の見本。もはや絵手紙という感じではないが(;^_^A

塗りつぶされないように、鉛筆で輪郭とスカイホールを鉛筆で印。

真ん中⇒右と、描くたびにいい感じになっておられました。

Ｈさん作品。滲みを利用してバックの森を描かれました。

どこの国だろう？どんな村で、どんな人が住んでいるのだろう？仕事は何しているのかな？と、色々と想像します。

実際のモチーフに無くても、ドアや看板、スコップなどの農機具、郵便ポスト、鉢植えなど、家の周辺に置いてみたら、物語性が出て面白いですよ。

Ｓさん作品

７０代後半、２番目にご高齢の生徒さん。でも、とってもハイカラ。

木々のネガティブペインティング、ちゃんと理解されていてすごい☆

波はマスキングを使われたそう。自然な感じに仕上がって成功ですね。

Oさん描画中

もう、紫陽花も終わりなので、絵に描き留めておく感じかな。

色も濁さず綺麗ですね。目が洗われます。

新しい方が入られたので、手順を説明しながらポストカード解説画。

山の稜線は鳥居に隠れていましたが、別々に見えるように変更。
空と海のグラデーションウォッシュがポイント。
雲は濡れている間にティッシュで拭きとり表現。
しっかり乾かしてから、波を遠近感のコントラストをつけて。
影は最後。

手順の基本は
明るい場所・鮮やかな場所・遠景　から描いていくこと