ローズバイオレット＝キナクリドンマゼンタ＆チャレンジカラーにチャレンジ！！ : 水彩的生活KUROKAWAの透明水彩画

　「枚方（ひらかた）」に住まい透明水彩画を描いています。緑地などで自然をスケッチすることが大好きです。　京都伏見（雅究房）と大阪枚方（カルチャーハウス香里ケ丘）、「近鉄文化サロン奈良・阿倍野」にて透明水彩画教室を主宰しています。

　私の教室は当初は全くの初心者の方向けで始めたので、画材を私が一から揃えて使っていただくということのほうが多かったけれど、昨年の展覧会以降は経験者の方の比率が圧倒的に多くなりました。

　今迄お使いのものを引き続き使っていただいていて全然かまわないのですが、一応参考までに最初の段階で私が使っている色をお知らせすることにしています。

　私も人間なので気が変わることもあるかも知れませんが、このラインナップのうち１３色（基本色１２色＋ゲストカラー１色）は初心者の方にお渡しするパレットと全く同じ色を使っており、５年間全く変更ありません。

　皆さんには「どんなものでも描ける」って喜んでいただいていて、私も気に入っています。ここにお気に入りのゲストカラー４色を加えた１７色で描いています。

　今年や去年の展覧会の作品はみんなこのパレットだけで描きました。

　画材メーカーはホルベイン。

　最初はシュミンケやウィンザー＆ニュートンなど拘ろうとしてましたが、「どこでも身近な画材屋さんで売っており、品ぞろえが良くて手に入りやすい」「高品質でコストパフォーマンスが高い」ということでホルベイン製を使っています。←一昨年、工場見学にも行きました

　生徒さんにお勧めしやすいのも一番です。

　結局、高級な絵の具を使っても、色を濁すような塗り方をしていたら意味ありませんし、『高くて勿体なくて使えない』ともなると本末転倒ですから。

　で、１８色入るホルベインのパレットを使っているのですが、１か所には白を入れていました。

密閉型でお手入れしやすいホルベイン画材　水彩パレット　M18

ホルベイン水彩パレット M18B ブルー

　でも、白は最近はドクターマーチンのホワイトが気に入っていて、全然活用していない。

ドクターマーチン　ホワイトインク　ブリードプルーフホワイト　30ml

なので、「チャレンジカラー」と題して「自分の気になる色」「試したい色」を入れようと！←それがどうした(ノ｀Д´)ノ！

いや、「チャレンジカラー」っていうと、なんかワクワクしませんか？←それだけかいっ！(ノ｀Д´)ノ！

はい、それだけです(*￣∇￣*)　

でも、新しい発見があるかもですよ。

ということで、私のパレットは・・・

基本の色１２色＋ゲストカラー５色＋チャレンジカラー１色という構成となります。

最近、生徒さんからパレットの色のことをよく聞かれるので書いてみました。

それと、ややこしいのが２０１１年にホルベイン透明水彩絵の具の色名変更があったこと。

赤の基本色として重要な色「ローズバイオレットはキナクリドンマゼンタ」でございます。

似たような色の名前多いから混乱しますね（汗）ローズ、バイオレット、レッド、マゼンタ・・・

↓　公式ページにもありますが・・・なんとなく記載がよくわからない。最近買っても「ローズバイオレット」なので・・・ローズバイオレットが新しいのか、キナクリドンマゼンタが新しいのかよくわかりませんが、とにかく両者は同じということで