みなさんこんにちは!
前々回の続き・・・の前に補足ですが、1万円程するコリンスキー筆が悪いということではなく、逆に「一生に一度は使ってみてください。」 と生徒さんにはアドバイスしています。
筆の三大要素「含み、揃い、コシ」が最高ですし、"最高のモノを知る" ことで色々と開けてくることもあります。『百聞は一見に如かず』。私も初めて使ったときは一度含ませたらいつまでも同じ色の絵の具が筆から出てくるのに感動しました。
ただ、「買う壁」・・・より高いのが「捨てる壁」 。
筆が悪くなったとき「シャンプー&リンス」しても「ぬるま湯」で戻そうとしても復活しない場合は安い筆よりも性能が落ちます。不自由をずっと感じながら使い続ける のは描画にも精神衛生にも良くありませんよね。
あと、高級すぎる筆を買ったときにワークショップなど「先生に手をいれてもらう」シチュエーションがある場合、『どんな風に使われてもいい!』 という覚悟のもの以外は持参しないようにしましょう。
画風によっては"絵を良くする目的"でバキッ!グシャッー!っとする筆遣いもありますので要注意!泣きそうになったご経験 の方も少なからずおられるのではないかしら ?
"何を優先するか?"人それぞれの考え方があると思います。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
↓ ファーストウォッシュ(最初に画面全体的に色を入れること)のとき、広い空や、広い水面を描く場合など、大胆な滲み暈しを使う場面で重宝するのが「含み」 が特にいい筆。
「コシ」も大切ですが適度な「やわらかさ」がこの場面ではいい感じ。
私は上記の段階で使っていますが、大中小の3サイズあり、これだけで何でも描けるオールマイティーな筆 でもあります。 大サイズ(6号)一本あれば十分だと思います。
リス毛と人工毛(リセーブル)との根毛。性能と耐久性を勘案するとコスパも良いです。
ホルベイン ブラックリセーブル ラウンド SQ No.6 リセーブル・リス毛混毛
↓ こちらはスイスのメーカー「カランダッシュ」。上記と同じリス毛と人工毛との根毛。
スケッチのときに使っています。何故かというと1本でオールマイティー描けるから。スケッチではあまり筆を持ち変えずに急いで描くので重宝しています。
上記の筆より若干しっかりしているので(コシが強い)序盤から最終段階まで描きやすいです。(←私の感想)
カランダッシュ CARAN D'ACHE / 水彩筆 (穂丈37mm x 穂幅13mm)(cd-A6)
スケッチで使い方が荒いのかボロボロですが・・・
↓ こちらはリフティング(拭き取り)用に重宝しています。ブログ「光と影を求めて」http://abogado921.blog117.fc2.com/の川辺晴美先生に教えてもらいました。以来愛用しております。
グッとエッジを効かせて色を抜きたいときに最適です。
ホルベイン水彩画筆 リセーブル筆 500H 2号 (フラット)
筆先が痛んだのでこれは廃棄して新しいものに買い替えました。
↓ こちらは「木の枝」「電線」「ロープ類」「柵」・・・など、細いものを描くときに大重宝しています。生徒さんも買われている方が多いです。いくら先が揃っている筆でも、この筆と同じような筆跡を出すのはなかなか難しいと思います。
ラファエル・コリンスキーの最高級筆ですが、2700円くらい?ですし、使う場面が限られているので、よほど扱い方を疎かにしない限りかなり長持ちします 。
アート・アライさんでも取り寄せてもらえますよ。
Raphael ラファエル 水彩筆 コリンスキー 丸 極長穂 88026 6号
↓ この2本は年始に試してみようと思うと記事にしたもの。特に絶対必要という感じでもないけれど、あったらあったでいいかな?という感じ。
でも、ラファエルのソフトアクアのほうは「柔らかくリフト(拭き取り)したい」とき にとても重宝しています。「エッジのコントラストをちょっと柔らかくしたいなぁ~。」という仕上げの微調整ときに使っています。
Raphael(ラファエル)845 ソフトアクア 丸 22号
逆にインターロンは「堅い」筆。しっかりした線で描くときに便利かも。形状記憶機能があるので長持ちするのと、コスパがいいのとがメリットですね。
インターロン 水彩筆1026(ラウンド) 18号
余談ですが以前にご紹介したお気に入りの基本のラウンド(丸)筆
↓ 細いものはマスキングを塗布するときの筆としてもイイ感じだと思います。350円くらいですし、ダメにしてもあまり痛くない。
ヴァンゴッホ ビジュアル水彩筆 丸筆 GWVR #4
ホルベイン 水彩用画用液 マスキングインク 55ml
↓ マスキング以外にも、私が愛用している瓶入りのホワイトを塗るときにも便利。
ハイライトは面積が小さければ小さいほど効果的なのであまり大きい筆は使いにくい。
ドクターマーチン ブリードプルーフホワイト
そんなこんなで、最近の私のお気に入り筆特集でした☆
「これが全て正しいこと」ではないので、個々の画風や製作スタイル、趣味趣向に合った筆を選ぶことが一番大切と思います。
また、いい情報をご存知の方は是非教えてくださいね♪
開催時間:10時~19時(最終日18時まで)
いつも応援ありがとうございます☆
ワンクリック応援どうぞよろしくおねがいしま~す☆
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前々回の続き・・・の前に補足ですが、1万円程するコリンスキー筆が悪いということではなく、逆に「一生に一度は使ってみてください。」 と生徒さんにはアドバイスしています。
筆の三大要素「含み、揃い、コシ」が最高ですし、"最高のモノを知る" ことで色々と開けてくることもあります。『百聞は一見に如かず』。私も初めて使ったときは一度含ませたらいつまでも同じ色の絵の具が筆から出てくるのに感動しました。
ただ、「買う壁」・・・より高いのが「捨てる壁」 。
筆が悪くなったとき「シャンプー&リンス」しても「ぬるま湯」で戻そうとしても復活しない場合は安い筆よりも性能が落ちます。不自由をずっと感じながら使い続ける のは描画にも精神衛生にも良くありませんよね。
あと、高級すぎる筆を買ったときにワークショップなど「先生に手をいれてもらう」シチュエーションがある場合、『どんな風に使われてもいい!』 という覚悟のもの以外は持参しないようにしましょう。
画風によっては"絵を良くする目的"でバキッ!グシャッー!っとする筆遣いもありますので要注意!泣きそうになったご経験 の方も少なからずおられるのではないかしら ?
"何を優先するか?"人それぞれの考え方があると思います。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆
↓ ファーストウォッシュ(最初に画面全体的に色を入れること)のとき、広い空や、広い水面を描く場合など、大胆な滲み暈しを使う場面で重宝するのが「含み」 が特にいい筆。
「コシ」も大切ですが適度な「やわらかさ」がこの場面ではいい感じ。
私は上記の段階で使っていますが、大中小の3サイズあり、これだけで何でも描けるオールマイティーな筆 でもあります。 大サイズ(6号)一本あれば十分だと思います。
リス毛と人工毛(リセーブル)との根毛。性能と耐久性を勘案するとコスパも良いです。
ホルベイン ブラックリセーブル ラウンド SQ No.6 リセーブル・リス毛混毛
↓ こちらはスイスのメーカー「カランダッシュ」。上記と同じリス毛と人工毛との根毛。
スケッチのときに使っています。何故かというと1本でオールマイティー描けるから。スケッチではあまり筆を持ち変えずに急いで描くので重宝しています。
上記の筆より若干しっかりしているので(コシが強い)序盤から最終段階まで描きやすいです。(←私の感想)
カランダッシュ CARAN D'ACHE / 水彩筆 (穂丈37mm x 穂幅13mm)(cd-A6)
スケッチで使い方が荒いのかボロボロですが・・・
↓ こちらはリフティング(拭き取り)用に重宝しています。ブログ「光と影を求めて」http://abogado921.blog117.fc2.com/の川辺晴美先生に教えてもらいました。以来愛用しております。
グッとエッジを効かせて色を抜きたいときに最適です。
ホルベイン水彩画筆 リセーブル筆 500H 2号 (フラット)
筆先が痛んだのでこれは廃棄して新しいものに買い替えました。
↓ こちらは「木の枝」「電線」「ロープ類」「柵」・・・など、細いものを描くときに大重宝しています。生徒さんも買われている方が多いです。いくら先が揃っている筆でも、この筆と同じような筆跡を出すのはなかなか難しいと思います。
ラファエル・コリンスキーの最高級筆ですが、2700円くらい?ですし、使う場面が限られているので、よほど扱い方を疎かにしない限りかなり長持ちします 。
アート・アライさんでも取り寄せてもらえますよ。
Raphael ラファエル 水彩筆 コリンスキー 丸 極長穂 88026 6号
↓ この2本は年始に試してみようと思うと記事にしたもの。特に絶対必要という感じでもないけれど、あったらあったでいいかな?という感じ。
でも、ラファエルのソフトアクアのほうは「柔らかくリフト(拭き取り)したい」とき にとても重宝しています。「エッジのコントラストをちょっと柔らかくしたいなぁ~。」という仕上げの微調整ときに使っています。
Raphael(ラファエル)845 ソフトアクア 丸 22号
逆にインターロンは「堅い」筆。しっかりした線で描くときに便利かも。形状記憶機能があるので長持ちするのと、コスパがいいのとがメリットですね。
インターロン 水彩筆1026(ラウンド) 18号
余談ですが以前にご紹介したお気に入りの基本のラウンド(丸)筆
↓ 細いものはマスキングを塗布するときの筆としてもイイ感じだと思います。350円くらいですし、ダメにしてもあまり痛くない。
ヴァンゴッホ ビジュアル水彩筆 丸筆 GWVR #4
ホルベイン 水彩用画用液 マスキングインク 55ml
↓ マスキング以外にも、私が愛用している瓶入りのホワイトを塗るときにも便利。
ハイライトは面積が小さければ小さいほど効果的なのであまり大きい筆は使いにくい。
ドクターマーチン ブリードプルーフホワイト
そんなこんなで、最近の私のお気に入り筆特集でした☆
「これが全て正しいこと」ではないので、個々の画風や製作スタイル、趣味趣向に合った筆を選ぶことが一番大切と思います。
また、いい情報をご存知の方は是非教えてくださいね♪
黒川しづこ透明水彩画展&教室作品展
会期:2016年11月25日(金)~30日(水)
会場:くずはアートギャラリー
(枚方市・くずはモール本館ハナノモール3階)
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