今日は、「銀閣寺」の着彩を途中まで仕上げた。
着彩は、毎回毎回冒険で、成功するのか、失敗するのか分からず四苦八苦する。明日は完成を目指したいが、どうなることやら。
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↓「銀閣寺」構想図
<構想図>について
先日、テレビで小澤征爾さんの特集が放送されていた。腰痛で指揮もままならないけれども、情熱だけは消えていない。
腰痛に苦しみながらも、オーケストラを自分色に染めていく作業は迫力があり、目を見張るものだった。
音楽には「超ド素人」の私、ピアニシモ、フォルテシモくらいは知っていたけれど、楽曲に感情を込める為に共通認識できる言葉が沢山あることを知った。
番組で放送されていた言葉は忘れたが、ネットで調べた言葉をいくつか。
・アジタート=情熱的に
・アレグラメンテ=快活に
・アマービレ=愛らしく
・アモローソ=愛情を込めて
・アニマート=いきいきと
・ブリルランテ=輝きをもって
・カンタービレ=歌うように
・ドルチェ=甘く
その他数え切れないほどある。
絵画についても応用ができればいいかも?と思う。イメージが沸いてもすぐに忘れて飛んでゆくからだ。
「この稜線は フォルツァンド(勢いをつけて) 湖はタチェット(静かに) しかし、飛ぶ鳥は ヴィヴァーチェ(速く、生き生きと)、木々は クラーヴェ(重々しく) そして全体に コン・モルト・エスプレショーネ(多くの表情を持って) コン・ブリオ(精神を込めて) で描きましょう♪」
なんて、カッコよくありませんか?
私は「中級水彩」に載っていたトーン1~6 プラス自己流で 「虚」「濃・淡」「粗・詳」「光」「輝」「偶・必」など、イメージができる漢字を入れている。中級水彩 風景スケッチ―もっとうまくなる描法テクニック
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水墨画家 王子江 氏 は NHK趣味悠々のテキストで、構図の用語として「主賓」「疎密」「呼応」「虚実」「開合」「露蔵」という用語を上げている。
「虚」が同じで嬉しかった。この言葉は、「何も描かないところに気持ちが引き込まれてゆくような絵」が魅力的に感じたことから、構想では常に意識するようにしている。あなたもアーティスト 王子江と描く 水墨画を楽しもう (趣味工房シリーズ)
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しかしながら・・・
「この道ブワーッと行って、グワーッと曲がって、でっかいビルボワーン立ってるから、その角シュッと曲がんねん!!ヾ( ̄0 ̄;ノ」
ウルフルズ「大阪ストラット」歌詞より
ってな感じで生きている大阪人の私には、クラシック用語はハードル高いかなブログ村ランキング参加中です。ワンクリックいただければ順位が上がります。応援よろしくお願いします
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作品「銀閣寺」 着彩途中 & 絵画の構想について
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コメント
コメント一覧 (2)
絵もおんなじなんでしょうが、じゃどうする?ってところが、なかなか。
構想だけはあっても、いざ、着彩しはじめると、なかなか。結果、見たまま通りに描いてしまうのです。言うは易し」ですね。
「夢は大きく、理想は高く」でやっています。それが素人の趣味のいいところですね。