今日は、「やっぱり水張りしなきゃ駄目だ」と思って、京都府八幡市はホームセンター武蔵のアークオアシスへ行きました。
一般には「ブロックタイプは水張りしなくて大丈夫」とされていますが、実際、ベコボコになり、下の紙までもフニャフニャになったからです。
F12のボードだけを購入する予定が、ウィンザーニュートンの絵具を衝動買いしてしまいました。
15年前にボタニカルアートに嵌りかけたときに買った「ホルベインの22色セット」と「同社のプラスシリーズのブルー、ライトグリーン、ディープグリーン」で描いていましたが、ペインズグレイを単品購入してから、すごく絵が描きやすくなったので、「もしかすると、新境地が開けるかも?」なんて思いまして。
ウィンザーニュートンはホルベインより高く、ホラダムより安い。ホルベインと比べ、個々の絵具にもとっても個性があります。匂いが強いもの、トロトロしたもの、ザラザラしたもの、色がのりにくいもの。
色見本だけは作りました。色に惚れますね。ターコイズ系なんかは、見とれてしまいます。明日からどう生かせるか楽しみです。
帰りがけに「マルマンから50周年記念」でB2サイズの巨大スケッチブックが発売されているのを発見!「裸婦教室で使おう!」とこれも衝動買い。限定発売なのでいつまでも手に入るわけでは無いようです。そういうのには弱いですね。しかし、イーゼルにも立てられないしどうやって描こう・・・
2,850円 也
【マルマン】図案シリーズ・スケッチブック画用紙 並口(中性紙・126.5g)24枚入り・B2【ZS114】
これに、アラビアゴムメディウムまで買って、10,000円がパタパタと飛んでいきました。
現在、ネットで注文中の「水溶性グラファイトクレヨン」、この店にありました。楽天でも1店だけ、しかも12本まとめ買いしかできないから、あまり出回っていないと思っていたのに・・・。
これは描きまくるしかありません。
リラ(LYRA)グラファイトクレヨン 水性 12本入りLY5630102gr
ウィンザーニュートンのパンフを見ていたら、いろんなメディウムがあることを知り、画材フェチの私はまた欲しいものが増えてしまった・・・絵具も欲しい色が増えたし。
↓ 塗ると絵具が粒状化していい味を出すらしい。
W&N(ウィンザー&ニュートン) 水彩メディウム グラニュレーションメディウム75ml
↓ 細かい文字を白抜きしようと普通のマスキングを使ったところ、塗るときに筆で固まり一苦労、剥がす時に画用紙ごと剥がれ一泣き、と、痛い目にあったことがあるが、これは塗るとその部分が絵具をはじくようになるらしい。絵具も混ぜることができるとか。
W&N(ウィンザー&ニュートン) 水彩メディウム パーマネントマスキングメディウム75ml
肝心の水張りですが、ボードは最初、板の周りを囲っただけのものを買うところ、隅っこの方にひっそりと、しっかりした厚みで作られた木製ボードを発見。水張り後は紙がピシッと張って気持ち良い感じに早く滲ませてみたいです。
最近、NHKの迷宮美術館と日曜美術館で特集されていた「熊田千佳慕」さんは、去年亡くなられましたが、筆一本と割れた絵皿にへばりついた水彩絵具だけで素晴らしい作品を製作されていました。「あれさえあれば、良くなるのでは?!」と物欲に駆られる性格。見習わなければ・・・
ファーブル昆虫記の虫たち〈4〉 (KumadaChikabo’s World)
著者:熊田 千佳慕
小学館(1998-08)
販売元:Amazon.co.jp
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熊田千佳慕の言葉―私は虫である (「生きる言葉」シリーズ)
著者:熊田 千佳慕
求龍堂(2010-04)
販売元:Amazon.co.jp
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あとは、「水彩クラブ~大阪~」への入会手続きを済ませて、制作はせず、形に走った一日でした。
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コメント
コメント一覧 (2)
ブログ村のお近くにいる「みちのく風景スケッチ」です。
熊田さんのお話をされておられたので若干の共通点を感じました。3日ほど前にNHKの日曜美術館で追悼的な番組を放映していましたがご覧になりましたか。絵はできる限り丁寧に描かなくてはいけないよと諭されたような気がしました。
絵具もいろいろ試しました、ふんわり系のホラダム、ずしっと腰がすわったレンブラント、人気のでも時にはあざとさを感じるW&N、さわやかきれいな発色のラウニー。で、今は日本画用水性絵具の吉祥にのめりこんでいます。
水張りはいいことずくめです、空のように広い面積をフラットに塗る時などはその威力が発揮されますし、また額装した時にとても美しく仕上がります。
しろうとがよけいなこと、すみません。
記念すべき初コメントです。
ホームページも見に行きました。みちのくの風景と清清しい画風がマッチしていますね。画材もいろいろと工夫されているようですね。
結構枚数を描いておられるようですが、現場で仕上げられるのでしょうか?すごい繊細にきちっと描かれているのですごいですね。
また、アドバイス的なコメントでも良いのでしていただけたらありがたいです。